カジュアルスタイルの演出のポイントをご紹介します。リラックス感のあるカジュアルなスタイルを完璧に演出し、おしゃれ度を向上させましょう。カジュアルでもこなれた魅力を放つスタイリングを目指しましょう。
ほとんどの方は、”そんなの無理に決まってる!”と感じていると思いますが、実は、年式を判断するために覚えておくポイントは、各ブランド1~2点程度で、簡単に見分けられるケースが多いと言われています。
そこで今回は、前回のアクセサリーの年式を見分ける判断方法に続き、バッグやサイフについての判断方法をご紹介させていただきます。
カタログや公式のホームページを見たり、足繁く直営店に通わなくても、誰でもおおよその年式が分かってしまう?!
そのテクニックを、一部ですがご紹介したいと思います!
①ギャランティーカードで判断する
直営店やリユースショップで、シャネルのアイテムを購入した際に、黒い名刺サイズの”ギャランティーカード”がついているケースがあります。
ギャランティーカードとは、ブランドが製造したアイテムである事を証明する為のカードですが、ブランドによっては、このカードに年式の情報が記載されているといわれています。
それでは、どのポイントを見れば良いのでしょうか?
シャネルのギャランティーカードの特徴として「複数の番号」が記載されています。
ここにシャネルの年式を判断するための情報があると言われています。
▼シャネルのギャランティーカード
こちらのアイテムは、最近当社に入荷のあった年式の新しい商品に付属されていました。
ギャランティーカードには「27125387」と記載されています。
この数字は同じ商品であっても1点1点異なり、年式が新しくなるにつれ、数字は増えていき、遡ることはないと言われています。
つまり、「ギャランティカードの数字が大きい=年式が新しい」ということになります。
ここからは、おおよその計算となり、断定はできませんが、年式を推測する方法のご紹介です。
最新のギャランティーカードには、「26~27」から始まる8桁の数字が記載されていると言われています。
つまり、2018年に製造された商品は頭が「26~27」から始まる8桁の数字になります。
そして、西暦が1年経過するごとに頭の数字は1.5~2ずつ増えていきます。
それでは、10年前に製造された製品はどうなるのでしょうか。
27から15を引いた数である”12″前後からスタートする数字のギャランティーカードが該当すると言われています。
②ホログラムシールで判断する
▼シャネルのホログラムシール
商品の内側には、上の写真のようにホログラムシールが貼られています。
こちらにも数字が記載されており、ギャランティーカードと同じ数字が記載されています。
つまり、ギャランティーカードが付属していなくても、こちらで年式の判断が可能です。
シャネルのアイテムを例に挙げてご紹介しましたが、ブランドによって、判断するポイントや規則性は異なります。
年式が分かれば”新しい”か”古い”かを判断できますが大切に使われていたかどうかは、外見の使用感で判断するしかありません。
購入者にとっての魅力的な価値とは、最新のモデルなのか、綺麗な状態なのか、どちらも重要、という方もいると思います。
しかし個人的に、大切なことは、購入後に”気持ちよく使える”ことだと思います。その中で年式は製品が持っている複数ある価値の中の”一面”なのではないでしょうか。
ブログの紹介:
ブランド専門店1kopi
そろそろ、夏のお出かけ用バッグを探し始める人も増えてきたのではないでしょうか。
今回は、これからの季節に人気の”天然素材のバッグ”について説明したいと思います。
天然素材とは、自然界にある繊維を用いて作られる素材のことを指します。
天然素材には大きく2つの種類があり、ウール・シルクなどの「動物繊維」、リネンやコットンなどの「植物繊維」です。
植物繊維はその種類ごとに細かい特徴がありますが、共通していることはどれも軽く、持ち運びしやすいことです。
また、ファッションとして身に付けたとき、非常に爽やかな印象を与えてくれます。
今回は3つの素材について説明します。
どれもバッグや小物類に用いられる代表的な植物繊維素材です。
ヤシの葉の部分を使用した素材です。
他の2つの素材と比較すると、内部に樹脂を多く含んでおり、柔軟性があることが特徴です。
そのため、糸のように細く加工することが可能であり、手編みの帽子などにも用いられます。
▼LOEWE(ロエベ) バケットバッグ
2018年に発表されて以降、大人気のシリーズです。
カラー、サイズは3種類から選ぶことができ、シーズン毎に限定の模様が描かれたデザインも展開されています。
▼ヘレンカミンスキー ハット
ヘレンカミンスキーは1983年にオーストラリアで誕生したブランドです。
創業者のヘレン・マリー・カミンスキーが、オーストラリアの強い紫外線から守るために自身の子供のために作った帽子がきっかけとなり、今では世界中から愛されるブランドとなっています。
ヘレンカミンスキーのアイテムはこちら>>
天然素材を用いたバッグを総じてストローバッグと呼ぶことがありますが、正確には藁(わら)を用いた素材をストローバッグと呼びます。
藁はもともと断熱性が高く、帽子にも使用されています。
ラフィアと比較すると、やや硬めの張りがある素材感となっていますが、パリッとしていて型崩れしにくいことが特徴です。
▼ステラ・マッカートニー ストローバッグ
2001年に創業されたステラ・マッカートニー。
動物の革を一切使用していないベジタリアンレザーと呼ばれる人口皮革を使用していることが特徴の人気ブランドです。
こちらはロゴが大きく描かれたラージトートバッグ。
ステラマッカートニーのバッグはこちら>>
柔軟性と強靭性の2つの特徴を持った素材です。
矛盾するような特徴ですが、釣り竿をイメージすると分かりやすいかも知れません。
竹はしなりが良く、耐久度が高いことから、釣り竿の素材としても重宝されています。
グッチ 日本上陸50周年記念 バッグ
グッチにとってバンブーは特別な素材です。
第二次世界大戦後の1947年、禁輸措置がとられたイタリアは物資が不足していました。
その物資はバッグなどを製造する際に用いられる皮革類も同様です。
そういった状況の中、グッチは日本から竹を取寄せ、バッグの持ち手とする革新的なデザインを生み出したと言われています。
その後、スペイン王妃が使用したり、映画でも用いられたりしたことで、爆発的な人気を得ました。
グッチのバッグはこちら>>
軽くて丈夫な植物性素材ですが、弱点もあります。
長く使うためにも、以下の点は注意しましょう。
▼直射日光が当たる場所での保管は厳禁
天然素材は日光が当たると変色してしまいます。
使わない時は布袋に入れる、ブランケットを被せるなどしてから、日の当たらない場所で保管してください。
▼水分は天敵
表面にコーディング加工が施されていない天然素材は、水に濡れると染みになる場合が多く、一度出来てしまった染みは除去することが出来ません。
そのため雨が降る日は使用しないことがおすすめです。
▼ささくれには要注意
表面が傷つくことで出来てしまうささくれは要注意です。
シルクやニットなどの網目がある素材が引っかかることで、衣服の糸ほつれなどの原因になることがあります。
使用中にできてしまったさされくれは、カッターやはさみなどでカットして、表面を滑らかに保つようにしてください。
また、バッグの内部に袋を入れるなど、コード類が引っかからないように工夫することも大切です。
夏シーズンに人気の天然素材アイテム。
各ブランドからも、続々と新作が発表されています。
今回の記事は、これからの季節のファッションの参考にいただければ幸いです。